【幼児編】家庭学習、宿題へのストレスを減らす3つの工夫!
ECCの宿題や課題(単語を覚えたり、ホームワークシートを仕上げたり、ノートのアルファベット筆写)への取り組みって、皆さんどのようにされていますか?
今回は私なりの”家庭学習における工夫”をご紹介したいと思います。
1. 宿題に取りかかるまでの”面倒”を取り除く
”宿題に取りかかる”と一言で言っても、うちの場合は「別の部屋にあるECCのバッグ一式を取りに行く」「バッグからホームワークシートを出す」「筆箱を出す」「日付を書く、名前を書く」「ピクチャーディクショナリーの該当ページを探す」「どこに何を書くか教える」・・・
上記のように作業としては、かなりたくさんあります。
大人では何てことないことでも、子供(特に幼児)がやるとなると、思わぬところでつまずきます。
(うちの場合は、別の部屋からバッグを取りに行くところから、「夜は暗いから怖い」と言って初っぱなからアウトです笑)
自分のことは自分でする、という”自立心”も大事ですが、そればかりにこだわりすぎると、
幼児が宿題をやる、というハードルはなかなか越えられない事に気付き、
私の場合は潔く諦めました。
ですので子供が保育園から帰る前には、その日にやるべき宿題をこんな感じで並べます。笑
いかがですか? 自分の席につくなり鉛筆を持たざるを得ないような、この威圧感!!
ちなみに鉛筆も削っておいてピンピンに尖らせておきます!
気になる子供の反応ですが、記念すべき第一日目、バナナを片手にすんなり宿題に取りかかっていました!(^^)!笑
ある程度のフォローが必要な幼児期には、子供の秘書になったつもりで完璧なまでのフォローをするのも、お互いのストレス軽減の為の策かもしれません。
2. 子供自身に目標を決めさせる
私の教室の生徒さんには、自分自身で目標を決めてもらっています。
「1年間でノートの筆写何ページ」とか、「今回は何ページやってくる」とか。
そもそも自主学習のノートをやるのかやらないのか、それも生徒自身が決めます。
親御さんにもご協力いただいて、自主学習のノートに関してはノータッチでお願いしています。
他人にとやかく言われた瞬間にやる気ダウン。になってしまうので、私も自分の子供には宿題云々言いません。
ですが、工夫3にもつながりますが、やってきた生徒さんにはモチベーションアップや、
競争心をかき立てるような工夫はさせてもらってます。
3. 人はメリットを感じたり、デメリットを回避したいという思いがなければ面倒な事はしない
これは私の持論ですが、残念ながら人は、メリットがないと面倒な事はしない一面があると思っています。
ここで言う、面倒な事=勉強です。
将来の為だよ。とか、勉強できないと困るよ。という声がけは子供にはほとんど響きません。(特に幼児期)
そんな遠い未来の起こるか起こらないかの話よりも、頑張ればご褒美がもらえる!といったメリットを経験したり、単語を覚えたからゲームやアクティビティーで勝つ事ができたり、宿題をしないとレッスンで恥ずかしい思いをすることになる・・・といった方が子供にとっては響くようです。
勉強するから→できる・言える!→できる・言えるから楽しい!→楽しいから更にやる→やるからもっとできるようになる!
・・・といった好循環(正のスパイラル)に入ってしまえば、メリットなんてなくても自主的に学ぶと思いますが、その状態に至るまでにはやはり、わかりやすい工夫が必要かと思っています。
さて、教室だよりに記載しておりました、Questionsの中のひとつ。
”宿題や家庭学習って正直大変?”という疑問に対する答えですが、
宿題を仕上げるだけ、なら15分あれば十分できます。(幼児の場合5分でできる子も。)
なので、お仕事でお忙しい親御さんでも「思いの外宿題はすぐできる」といったご意見はあります。
ただ、導入した単語をきっちり覚えてレッスンに臨む、となると、やはり継続学習が必要となるため、毎日決まった時間5分でも10分でも単語に触れるためにCDを聴いたり、テキストを広げる機会は必要かと思います。
親御さんにはそういったタイミングでの、CD操作(トラックナンバーの操作)や、どこの何を見て練習するのか、何を書くのかといった手助けをお願いしております。
小学低学年クラスでは、基本文型を使ったQuestion & Answerを、家族の誰かに会話の相手となってもらい、質問したり答えたり、といったconversationのやりとりのご協力をお願いしています。
学年が上がれば上がるほど、当然のことながらお子様自身で自学するので親御さんの負担は減っていきます。
いかがでしたか?
小学校へ入る前に家庭学習が習慣となっていて、机に座って何かを書く・覚えることが当たり前、という感覚が身につくことは、親にとっても子供にとってもWINーWINかもしれませんね!
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